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コンセプト

“木は肌にやわらかい”
石やコンクリートなど硬い素材では膝や頭にくる衝撃が強すぎ、逆にやわらかすぎると疲れてしまいます。適度な弾性とやわらかさを持った木は、ここでも人が歩くための持ち味を発揮するのです。細胞が作る空気層がクッションとなりショックをやわらげてくれるのです。
“木は地球にやさしい”
生きている木は光合成により二酸化炭素を吸収し、貯蔵してくれます。しかし枯れると今度は微生物に分解され二酸化炭素を放出してしまうのです。老いた木を枯れる前に伐採し、住宅として生かすことは環境にもいいことです。木は唯一の再生可能な建築素材になり得るのです。
“木造住宅は火に強い”
木は確かに燃えますが、火事に弱いかというと、ちょっと誤解があります。軽量 鉄骨の家が火事になると、薄い鉄板は熱でグニャと弱くまります。しかし木は表面 こそ燃えて炭化しますが、炭化層は火を寄せ付けないため、火の進行をくいとめてくれるのです。
“木は味わいがある”
古い民家の飴色に輝く柱や梁などには、その家の歴史が見えるようで深い味わいを感じます。また、木の表面 を塗料や化粧板で覆ってしまうと味わいを損なうだけでなく、木の調湿機能や、他の特性も発揮できなくなってしまいます。
“木は天然のエアコン”
木は水分をたたえ、室内の湿度の変化に合わせて自ら吸湿・放湿する性質を持っています。室内の湿度が高くなると湿気を吸い、逆に低くなると放出します。これが、木の部屋の湿度を調節する『調湿作用』なのです。
“木はあたたかい”
木はコンクリートに比べて熱が伝わりにくいので夏は涼しく、冬は暖かく感じるのです。木が熱を伝えにくいのは細胞があるから。たくさんの細胞には空気が詰まっていて、空気層を作っています。その構造が高い断熱効果 をもたらしてくれるのです。


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